ノコギリヤシの安全性は?

前立腺肥大や育毛に効果のあるノコギリヤシですが、その安全性が気になる方もいらっしゃると思います。
サプリメントとして服用する場合にはその効果が感じられるまでには長期間を必要とするのでその副作用が気になります。
ここではノコギリヤシの副作用や飲み合わせについて調べてみました。
ノコギリヤシはヨーロッパでは医薬品として認可されていますが、日本においては食品に分類されていることから基本的には安全なものといえます。
原産地である北米ではインディアンが食用として用いていたことからもその安全性を確認することができます。
またその成分は天然由来のものですので副作用を心配する必要もありません。
しかしサプリメントによっては添加物や合成化合物を含んでいることもありますので、それらの成分をご自身の体調に合わせたうえで安全であることを確認することが大切です。

もともと天然由来のもので副作用はないとはいえ、過剰摂取には問題が出る場合があります。
例えば嘔吐や下痢、腹痛や便秘などの症状が出る場合があります。
長期に服用するものですのでこの摂取量には注意が必要です。
日本のメーカーでは1日の摂取量を320mg程度としているところもあります。
特にサプリメントとしてではなくお茶として服用している場合でハチミツや他の成分と混ぜ合わせたりして用いているときにはその摂取量を管理することがより重要となってきます。

ノコギリヤシと一緒に服用することは避けた方が良いといわれる飲み合わせもあります。
抗血小板薬や抗血液凝固薬と一緒に服用すると出血する傾向が強くなることがあります。
また妊娠中や授乳中の方は服用を控えた方がいいでしょう。
これはノコギリヤシが男性ホルモンに影響を与えるものですので妊娠中の胎児や授乳中の幼児のホルモンバランスを崩してしまう可能性があるからです。
妊娠の可能性がある方は妊娠中、そして授乳中の方は授乳が終わるまでは服用を控えるようにしましょう。

このように基本的には安全性の高いノコギリヤシですが、ほかの成分と同時に摂取する場合やほかの薬と同時に服用する場合には気をつけておく必要があります。
また特に女性の場合には男性ホルモンの影響が出ることも考慮して時期に応じて服用の可否を判断することが必要です。
また1日の摂取量を超えて服用しないよう注意するなど基本的な用法・用量を守って服用することを心がけましょう。
安全性に疑問がある場合には自分で判断するのではなく医師に相談して決めることが大切です。