ノコギリヤシとビタミンEの相乗効果

ノコギリヤシと聞くと前立腺肥大を思いうかべる方も多いと思います。
またビタミンEを前立腺肥大の解消のために飲んでいる方もいらっしゃいます。
両方を摂取することでさらに効果が出るようになることが期待できます。
ここではノコギリヤシとビタミンEの相乗効果について考えてみます。

前立腺肥大症の原因の一つに加齢があげられます。
つまり老化現象として老化による男性ホルモンの減少が原因になっているのです。
老化の原因の一つとして活性酸素の影響があると考えられています。
体内に取り込まれた酸素の一部が活性酸素となり細胞を攻撃した結果として細胞が酸化されます。
若いときは体内にこの活性酸素に打ち勝つ酵素を十分に持っているので老化現象は起こりにくいのです。
この活性酸素に打ち勝つのが抗酸化物質で、その抗酸化物質の一つがビタミンEなのです。

ビタミンEを服用することで前立腺細胞の酸化を防ぐことができるので前立腺肥大の予防対策ができるのです。
このことから前立腺肥大が原因となる症状を緩和できるノコギリヤシとの相乗効果があるといえます。
ビタミンEは女性ホルモンの分泌を助けて不妊にも効果があります。
男性ホルモンを抑制するノコギリヤシの効果と相まって美肌効果にも相乗効果が期待できます。
老化防止の効果は美容にも良いのです。
これ以外にもビタミンEには動脈硬化や貧血の予防、悪玉コレステロールの酸化を抑えて血行不良を原因とする症状の緩和ができます。

ビタミンEにも摂取量の上限があります。
かつて欧米と中国で主に高齢者を対象に行った調査では一定量以上摂取した人の死亡率がビタミンEを摂取していない人に比べて10%程度高かったという報告がなされています。
しかし、これは直接の因果関係が認められたものではありません。
ビタミンEは脂溶性ですので水溶性のビタミンに比べて体内にとどまっている時間が長いため過剰に摂取することは良くないとも考えられます。
ある論文では一日の摂取量を267mg以下と推奨しているものもあります。

加齢に伴う前立腺肥大による尿トラブルを予防するためにノコギリヤシとの相乗効果や抗酸化作用による老化防止や血液の症状を予防するなどノコギリヤシとビタミンEを合わせて摂取する効果はあります。
何かとストレスの多い現代社会で健康を維持し体調を整えるためにもその効果が期待できます。
ただしノコギリヤシおよびビタミンEともに過剰摂取はかえって悪影響が出ることもあります。
正しい服用で体調を整え健康を維持できるように管理していきましょう。